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Rainの言の葉 [言の葉の庭]

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テレビ朝日による新海監督祭り、今日の流れは


「言の葉の庭」 ⇒ 「雲のむこう、約束の場所」 ⇒ 「暴れん坊将軍」


でした、あれ?暴れん坊将軍は違うか。



声優さんか役者さんか

映画用の音楽か、「one more time、 one more chance」や「Rain」など詞ありの楽曲を前面に出してくるか?

ターゲットを絞るか、思い切り全世代性別問わずに向けるか?

映画の公開当日に円盤の販売を始めるか・・

「星を追う子ども」という作品そのもの


大きな「力」と遠かったり近かったりして試行錯誤なのか、変化が生まれたりする。


同じアニメーション監督の作品でありながら、「君の名は。」で新海監督の作品に出会ったならば、その後に「ほしのこえ」や「雲の向こう、約束の場所」を見たら、すこし驚かれるかもしれません。


そんな新海監督作品祭り(だれがそんな名前を決めたのか)、円盤があればテレビ放映をみる必要はなく、時計がてっぺんに届く前に寝落ちしていた。


テレビは点けっぱなし。



寒気と音で目が覚める。


テレビはCMだったが、しばらくすると状況を把握した。


「言の葉の庭」


まさにクライマックス。



ちょっと気になったので、スマホのリアルタイム検索で「Rain」を調べる。


「言の葉の庭」でなく、あえて「Rain」で。


想像以上のつぶやきの数。


みんなよく観ているなぁ(笑)



秦さんの「Rain」の入り方が良い。


最高!


変なところでCMを入れやがって、なんてのもある。


秦基博さんの「Rain」賛歌がずらっと並ぶ。



ちょっと、不思議な気持ちに。


大江千里さんが好きで、横浜スタジアムの突然の雨でずぶ濡れになり、台風迫る六甲山のライブに参戦し、桜木町駅前のテント小屋ライブにも行き、グローブ座で年越しもしたこともある。

千里さんのRainが好きで、秦さんがカバーして新海監督の作品に採用されたのはうれしかった。


大江千里さんは活動拠点をニューヨークに移して、若い人には千里さんを知らない人の方が多いかもしれない。



でも、つぶやきにある「Rainの詞、秦さん最高!」というつぶやきを見て、千里さんのファンも秦さんのファンも複雑かもしれない。




そんな中、明けて手元にある読売新聞の朝刊。一面の編集手帳。


眉村卓さんの「妻に捧げた1778話」のことが取り上げられている。


最近、カズレーザーさんがテレビで取り上げたことがきっかけで増刷されているという。


このブログでもカテゴリーに「僕と妻の1778の物語」を作った。


どこかのエントリに私の映画「僕と妻の1778の物語」に対する本音も書いたと思う。


本を映画にする難しさを感じた作品でもあった。


話がずれた。


読売新聞の編集手帳の中で、きっかけがあれば興味を持つということを書いている。



そう、多くの人は「Rain」が千里さんの作品なのか?秦さんの作品なのか?もしかしたら槇原敬之さんの作品なのか?

それまで大きな問題でもなく、これからも問題はない。


その中で興味を持った人が調べたり、ツイッターのつぶやきから、ああ大江千里っていう人の作品を秦さんがカバーしたんだと知ったり、ならば大江千里ってどんな人なんだろうと調べたり、アルバム「1234」を買ってみよう、もしくはベストアルバムの「Sloppy Joe」を買ってみよう。(売っているのか!?)と思う人が出てくるかもしれない。


千里さんの曲が好きな私としては喜ばしいことと捉えなければいけない。



前述の「Rain」の詞が好きというつぶやきがあった。


大江千里さんはシンガーソングライター(いまでもこんな風にいうのかな?)であり、作詞も作曲もし、自ら歌う。

当時、一部の間で話になったが、千里さんは「曲」がいいのか?「詞」がいいのか?


周りの人間の勝手な意見であり、自分が思ってればいいことなんだけど、私は「詞」が好きでした。


渡辺美里さんに提供した「悲しいボーイフレンド」は作詞作曲を手掛けたが、「10years」や「夏が来た!」は楽曲のみ。


それらの曲を聴けば、ああ千里さんの曲だと特徴が出ている。


でも詞が好き。


「Rain」で綴られる詞・・・言の葉。


私の記憶違いでなければ、この楽曲は早産だったと記憶している。ラジオ番組かライブのMCだったのか。それこそ、思いついて1日もかからずに作った作品。やっぱり、才能による部分もあるんだろうな。




まるでバカ殿チックかなと自虐する鏡餅の画像をツイートしてきたジャズピアニスト千里さん。


日本であなたの作品が話題になっていますよ。

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コメント 2

CYPRESS

maeboo.さん、
『言の葉の庭』、観ました。
全体的に予想より良かったデス(^.^)。
手描きアニメの新しい表現を求めた点、これが大変素晴らしい(^.^)。
人の世に完璧なものが存在しないのが理。
この作品もその例に漏れませんが、新海誠氏、まだ齢40と言う事なので、
まだまだこれから。
いい意味です。
新たな次元を目指して欲しいと切に願ってます。
by CYPRESS (2018-01-07 22:17) 

maeboo.

ひとりで始めたアニメ作成から、巨大な力の中で作った「君の名は。」
その中でいくつもあった分岐点、交通の要衝駅の位置づけ(米原駅だったり、西船橋駅だったり)のような作品が「言の葉の庭」のような気がします。
ただ、大きな力を得た後にどれだけ挑戦できるか、もしくはやりたいことが出来るのかが新海監督を追い続けるか、ああ、やっぱり「言の葉の庭」の頃の作品がいいやってなるか・・・なんでしょうかね。
by maeboo. (2018-01-08 09:23) 

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