そうだ京都、行こう2017師走(7)京福さん [紀行]
愛宕念仏寺さんからはバスで移動。
今回、バスは1~2回位しか乗らないだろうなと思っていたので一日乗車券は購入せず。
トンネルを抜けて現れたバスは空席が目立ったが、次のバス停「鳥居本」からはそこそこの乗車してきて席は埋まっていく。
目的地は嵐山駅。ただし、このバスが途中どこを走るのかは良くわかっておらず、窓の外をぼーっと眺めていると、あっという間に耳馴染みのある名前が。
そして、記憶のある風景も。
このバスは大覚寺を経由して嵐山へ行くバスでした。
大覚寺かぁっー!!
どうしようかなぁ~。
と、少々考えつつも本来の行程には入れておらず、でも大したプランを組んできたわけでもなく、迷いました。
ただ、私の迷いほどバスの停車時間はあっという間しかなく、プシューという音とともにドアが閉まり発進しました。
ほどなく、バスは嵐山駅に・・・は着かず、渡月橋の手前のバス停に停まりました。
ここでバスを降ります。
化野念仏寺で一緒になった母娘さんもここで降ります。
私は市の真ん中へ向かうべく嵐電を使うつもりでしたが、その母娘が即別のバス停に並んだのでもしかしたら便利な路線があるのかな?と思って表示板を見ると・・・これは私にとって有効ではないと思い、京福電気鉄道嵐山駅へと向かいます。
時間はやや早めのお昼ごはんの時間。
渡月橋から嵐山駅、天龍寺方面へと伸びる道、その両脇に並ぶ主に飲食店には多くの観光客が並んだり覗き込んだりして歩道部分が人だらけでした。
この周辺、以前テレビで観た美味しいステーキの店(京都らしくないって思うかもしれませんが、牛肉文化が根付いていると聞いています)があるはず。
でも、この時間だと飛び込みでは入れるはずもなく、とにかく駅を目指します。
嵐電嵐山駅。
正確には京福電気鉄道嵐山駅。
数年前の12月29日に訪れたとき同様に
お年賀の用意、準備万端。
20数年前に訪れた時よりも駅はきれいになり、お店も増えており、蒔絵も施されています。
そして交通系ICも使えます。
レトロ調ながら比較的新しい車両が入線してきました。
オールロングシートタイプの車両はワンマン運転。
無人駅での降車は車両の前の方から降り、運転手さんが切符も受け取ったり、ICの生産をしたりします。
大きな駅の場合は前後のドアから降りて、駅員によって精算されます。
ここ数年、何回か嵐電に乗りましたが嵐山本線での移動でなく、たいてい帷子ノ辻駅で北野線へと乗り換えをします。
かつて向かったのが仁和寺だったり、妙心寺だったり、鹿苑寺だったりと。
今回は嵐山本線の嵐電天神川駅で降ります。
目的は地下鉄東西線「太秦天神川駅」への乗り換え。
今回はえいっと移動を決め込んでいます。
と、いいつつも東山駅に到着して、気になるところ、状況次第では寄り道しようと思い覗いてみます。
開店している。そして、空いている。
問答無用に扉を開けます。
2年半前のGW、雨の中結構な距離を歩き、お昼ごはん抜きながら中途半端な時間なためにあまり重くないものを食べたい。そしてビールが飲みたい。
そこで見つけた、ぴったりなお店。
もしかしたら、あのメニューは無いかと思ったけどしっかりとありました。
まずは
うーん、のどが渇いていたから美味しい。
寒くても、これはこれでアリなんだよね。
お昼のピークが過ぎて、お客さんは殆どおりません。
まだかなー
来ました。
揚げ出し豆腐丼。
ビールのつまみになって、そしてそれほど重くなく。
2年半前にいただいてからしばらくこれに凝ってしまいました。
家で作っているうちにアレンジがひどく、ここで食べた味の原型を見失っていましたが、そうこれこれ。
揚げ出し豆腐自体はシンプル。
そして、鰹節は多め。
あと、湯葉ね。
ああ、美味しかった。
腹ペコで歩くより、これでしっかりとゆっくりと落ち着いて後半戦を戦えるぞ。
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