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そうだ京都、行こう2018 晩秋(1)紅葉とスニーカーの頃 [紀行]

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今回も新幹線の切符確保は厳しかった。

11月23日に日帰り京都旅行を決行することが決まった段階では東京もしくは品川発、6時台・7時台ののぞみはすべていっぱいだった。


数日の間、EXカード予約サイトをちょいちょい調べるとキャンセルが入ったのだろう、数本に▲マークがついている。

お目当ての始発電車に待望の▲マークがついたので即予約。



京都の観光ガイドは読む必要がないが、京都の飲食のガイドブック(主に飲み!)を購入し、遠足を前にしたこども状態に。


京都の天気はくもり。

気温は最高気温が12℃の予想。北風も強いと。

朝、4時台に家を出るときに寒いと感じなければ大丈夫だろう、という基準で服を選ぶことにし、いったん家を出て、ちょっと寒いかな?と感じつつも、えーい行っちまえ。



品川駅はいつもの光景。

たった3輌しかない、自由席を確保するために1号車、2号車、3号車が停車するあたりに人がいっぱいいる。

指定席の車両が止まる位置ですら、人が長い列を作っている。


前日の残業もあり、すぐに居眠り。

隣の窓側の席に座っている、ご年配でカジュアルな装いも姿勢がパリッとした方がカメラを構えてシャッターを切る音が耳に飛び込み、目が覚める。


ああ、静岡は天気が良く、富士山がきれいに見える。

品川駅で座席についたときにその男性が持つ、大きなカバンにはカメラ機材が入っているんだろうなということに気が付いていた。

私は人出が多い京都では動きにくくなることを避けるために、今回は標準ズームと単焦点の2本のレンズにとどめて、カジュアル系のカメラバッグにお財布等ともども突っ込んできている。


それでもカメラをする人には想像がつくのだろう。

その男性は富士山をカメラで撮ることを促すように体をずらして、笑顔でどうぞと仰っていただき、カメラを構えます。


目を覚ました段階で富士山はやや後方に過ぎ去りつつあったので、慌てて数枚シャッターを切ってお礼を。


カメラをやっている者の性か、お互いに持っているカメラのメーカーやレンズが気になったりして(笑)。



名古屋を通過すると次の停車駅は京都。

京都駅が近づくとがぜん、乗客がもぞもぞと動き出す。

博多行きなのに、まさかこの車両の全員が降りるのか!?

もちろん、隣の御仁も降りる支度を始める。

通路側の客に恐縮しながら通してもらう・・・という心配については私は明らかに京都で降りると思っているようで、京都駅に到着する直前のトンネルに入ってから、最終チェックを行って、二人そろって(笑)立ち上がる。



京都に着いてまずどこに行くか?

万難を排し、龍吟庵へ。

ただし、龍吟庵の公開は9時から。

東福寺の本坊庭園は8時半から。

新幹線は8時2分に到着する。

東福寺の最寄り駅は東福寺駅。京都駅でJR奈良線8時16分発に乗り、一駅。8時19分に東福寺駅に着く。


この新幹線で降りた乗客の殆どが、そしてほかの路線からも大勢で東福寺に押し掛けるはず。

JR東福寺駅はこじんまりとした駅で降りてから駅を出るのも大変。

で、少しでも混む前につきたい。


撮影禁止の措置が取られる前に到着できるかもしれないという一縷の望みにかけて、京都駅から歩いてJR奈良線に勝とうと思っていた。

だから足元はスニーカー。


駅に滑り込む。

もう、出口に一番にスタンバっていた。

よしと思った矢先、車掌が到着のアナウンス、「本日は混雑のため到着が3分遅れまして申し訳ございません」


これは痛い


JR奈良線に乗る連中は乗り換え時間十分だけど、私はスタートが遅れた。



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取りあえず、八条口から出て、信号が青という幸運もあり、振り返ってJR京都駅を撮影してみる。

走っても息が続かないことは分かっている。インターバルトレーニングのように早歩きと並足の繰り返し。


そして、ここまで書いていなかったが、社会人になって長い年月が経過したが3日前に初めて「労災申請」を出した。


決して体調は万全とはいえないが、執念だ。






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京都タワーがやや小さくなって後方へ去っていく。

橋を渡れば、間もなく東福寺駅。








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時計を見ると8時18分


体力を使ったが、これは意味あるのか?(笑)






橋を渡り切り、以前も通った参道へ。

JR東福寺駅からちょうど人が吐き出されてくる。

彼らには勝った!!!


でも、以前私の前には人がたくさんいる。

東福寺駅はJRだけでなく、私鉄も通っている(笑)。

ああ、そんなことも知っているさ。

だが、それでも男は戦わなくてはいけない時があるんだ。





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東福寺の塔頭の間を抜けて、足早に進み、団体客を追い越して


さあ、臥雲橋が見えた。


そして、同時に「撮影禁止」の文字とガードマン。

左側通行の文字と左側には牛歩戦術のような観光客たち。



ああ、やっぱり駄目だったのね。



でも、いいのです。

これは想定内。

1分でも早く着きたいというのは次のプランを実行するため。


おそらくはこの人たちの殆どが東福寺の通天橋に行くはずだ。

案の定、門から中に入ると法堂の脇を左右に人が並んでいる。

通天橋の拝観券を求める列が長い長い列を形成している。


もし、臥雲橋を渡る際に燃えるような真っ赤な紅葉が見えたならば、通天橋を目指したかもしれないが、そこまでではない。

当初プラン通りに方丈を目指す。

通天橋に並ぶ列を横切り、方丈庭園の列へ、

その人数は15人。

そして並んで2分後に8時半を迎えて、中に入る。


お庭もゆっくりとみることができますが、まず向かったのが


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通天橋を眺めること







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大渋滞の通天橋を眺める。


よし、勝った(笑)


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