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そうだ京都、行こう2018 晩秋(6)雲龍院 [紀行]

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訪れたのは泉涌寺の別院、雲龍院。


皇室ゆかりのお寺であり、御寺と呼ばれている泉涌寺。


前回、泉涌寺を訪れたのが2015年の真夏のこと。


事前予約が必要な重森三玲庭園美術館を中心に予定を組んだ暑い暑い日。


下鴨神社あたりで暑さが堪えて、かき氷を食べて飲み物を沢山飲んで・・・


お腹を壊した。


東福寺の塔頭であり、やはり重森三玲さんの代表的な庭がある光明院を訪れ、さらに東福寺の本坊庭園も眺めた。


そして、今日とほとんど同じ道をたどり泉涌寺を訪れながら、お腹の具合が悪く、また養源院を訪れようか迷ったりして、少し離れた別院である竜雲院を訪れていなかった。


それを本日、念願の「龍吟庵」を訪れ、さらに「霊雲院」がお休みだった。


龍と雲


で、思い出した。すぐ近くじゃないかと思って、竜雲院へ。


東福寺駅からそこそこ離れていて、バスも走っておらず、自家用車かタクシーか徒歩が交通手段。


あまり人がいないのでは・・・と思ったが、想像以上には人がいる。


特にタクシーがひっきりなしに到着し、観光客が降りてくる。



さあ、見て回ろう。


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おお、枯山水庭園だ。



このまま真っすぐ行けば、撮影禁止の「走り大黒天」が。


大黒天といえば、思い浮かぶ姿がある。


しかし、こちらの大黒天は躍動感に満ちている。


予備知識ゼロで訪れて、珍しい大黒天を拝見し、もうこれだけで素晴らしい思い出が一つできました。



しかし、雲龍院さんの見どころはこれだけでない。


まだまだまだまだある。





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迷いの窓











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窓の外の紅葉がきれい











迷いがあれば




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悟りの窓






迷いの窓と悟りの窓といえば、源光庵さんの窓も有名です。


3年前に行きましたね。



源光庵さんの窓は横に並んでいましたが、雲竜院さんの窓は垂直方向にあります。


迷いの窓をカメラ撮影しているファインダーに見切れる位置に小椅子があり、


そこに座って垂直にクロスするように悟りの窓、円窓を撮影しています。


迷いの窓を見ていると、左側に迷いの窓があるのです。








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お庭を眺めて、迷い・悟りの窓から移動


すると










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廊下?


がこんな風に飾られていました。










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私以外、誰も足も止めず、写真も撮らず。


確かに悟りの窓、迷いの窓ばかりに集中すると見つけにくい場所にあるのかなぁ。





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水琴窟



この写真にはありませんが、水が奏でる優しい音色が、この写真には写っていませんが、竹筒に耳を寄せて聞き取れます。


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いつも水琴窟を見て、聞いてみると、心に余裕がないと考えつかない風流な仕掛けだなと思います。









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お寺さんに来ていながら、申し訳ないことに色々見て回ったあとになってしまいながら、ご本殿にお参り。


中は写せないので、そとを向いて撮影。




そして、すこし戻って見えてくるのが







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霊明殿




この霊明殿の前にある石灯篭









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徳川慶喜が寄進したものです。








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なんだこれは?


足つぼ?






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瞑想して


ゆっくりと忙しい日常から離れることが、また活力になるのでしょう。








こちらの部屋は・・・



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しき紙の景色


ここに座れば・・・


と、しばし待つが









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左側の方々がなかなか動いてくれない。


左の窓、つばきが見えない。




私の後ろにも他の参拝客がいるので、椿はこころで見て撤収。







ああ、本当に気持ちよく拝観させていただきました。





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